Step 1-6 歯磨きがpH低下を防ぐ!その重要な役割とは?|シナジー歯科|つくば市吾妻にあるつくば駅直結の歯科・歯医者

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Step 1-6 歯磨きがpH低下を防ぐ!その重要な役割とは?

Step 1-6 歯磨きがpH低下を防ぐ!その重要な役割とは?|シナジー歯科|つくば市吾妻にあるつくば駅直結の歯科・歯医者

歯磨きがpH低下を防ぐ!その重要な役割とは?

 「食後にすぐ歯を磨くべき?」と疑問に思う方も多いかもしれませんが、歯磨きにはpHの低下を防ぐ重要な役割があります。研究によると、バイオフィルム(プラーク、細菌の集合体)がある状態で食べ物を摂ると、口の中のpHが急激に低下し、歯が溶けやすくなることがわかっています。 
 

🦷歯磨きをしないとpHが低下しやすい🦷

 ある研究では、3~4日間歯磨きをせずにプラークを成熟させた後、ブドウ糖溶液で口をすすぐと、プラーク内のpHが1~2分で急激に低下し、臨界pH5.5を大きく下回る(脱灰が進む)ことが確認されました。その後、唾液の働きによって30~60分かけてpHが回復しますが、この間に歯がダメージを受けてしまうのです。 

 
 

🦷 歯磨きをするとpH低下が防げる!🦷

 次に、前歯の一部だけをブラッシングした後に、再びブドウ糖溶液で洗口すると、歯を磨いた部分ではpHが低下せず、臨界pHを下回らなかったことが確認されました。

 つまり、歯面にバイオフィルム(プラーク、細菌の集合体)が付いていなければ、飲食をしてもpHはほとんど下がらないということです! 
 

🦷 歯を守るためのポイント🦷

毎日の歯磨きを習慣化し、pH低下を防ぐ
食後に歯磨きをすることで、むし歯リスクを減らす
フッ素入りの歯磨き粉を使い、再石灰化を促進

 

 歯磨きは歯の健康を守るための最も効果的な習慣のひとつ です。毎日のブラッシングを続けて、大切な歯を守りましょう😊✨ 
 
 
【参考書籍】

伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版

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