Step 1-5 知っておきたい!歯が溶けるpHの目安|シナジー歯科|つくば市吾妻にあるつくば駅直結の歯科・歯医者

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Step 1-5 知っておきたい!歯が溶けるpHの目安

Step 1-5 知っておきたい!歯が溶けるpHの目安|シナジー歯科|つくば市吾妻にあるつくば駅直結の歯科・歯医者

知っておきたい!歯が溶けるpHの目安

 歯が溶ける原因には、細菌が出す酸飲食物に含まれる酸があります。どんな食べ物や飲み物を口にするかによって、口の中のpHが変化し、むし歯のリスクに影響します。

 特に覚えておきたいのは、歯が溶け出すpH(臨界pH)です。pHが1.0下がると、歯は10倍溶けやすくなるため、普段の食生活で意識することが大切です! 

 

🦷 歯が溶けるpHの目安🦷

 以下のように、歯の種類によって溶けやすくなるpHが異なります。

乳歯・幼若永久歯pH6.0 → むし歯になりやすい!
ハイドロキシアパタイト(歯の主成分)pH5.5 → 大人の歯もここから溶け始める
フルオロアパタイト(フッ素を取り込んだ歯)pH4.5 → フッ素の効果で溶けにくくなる
唾液pH7.0 → 中性のため、歯を守る力がある

 

🦷 酸から歯を守るためにできること🦷

 歯を守るためには、以下のようなポイントを意識しましょう!

酸性の飲食を控える :炭酸飲料や柑橘類を摂りすぎない(健康食品も酸性のものが多いので要注意)
フッ素を活用する :フッ素入りの歯磨き粉やフッ素塗布で歯を強化
唾液を増やす :よく噛むことで唾液の分泌を促す
こまめな歯磨き :食後の歯磨きでバイオフィルムを除去

 歯を長く健康に保つために、日常のケアを大切にしましょう!

 フッ素を活用したり、食生活を見直すことで、むし歯のリスクを減らせます😊✨

 

 
【参考文献】

伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版

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