フロスで虫歯予防はできる?その効果とは!
「歯磨きだけで十分?」と思う方も多いかもしれませんが、フロスを使うことで隣接面(歯と歯の間)の虫歯を予防できる可能性があります。では、実際の研究結果をもとにフロスの効果を見ていきましょう!
🦷フロスで隣接面の虫歯を防げる?🦷
研究によると、歯と歯の間にプラーク(歯垢)が付着していない場合、pHの低下が起こらない ことがわかっています。つまり、フロスでプラークをしっかり除去できれば、隣接面の虫歯を予防することが可能です!
さらに、システマティックレビューでは、口腔衛生が悪くフッ素を使用していない子供に毎日、専門家がフロスを行うと、虫歯リスクが約40%低下した という報告があります。
🦷ただし、自分で行うフロスには注意!🦷
フロスの効果を最大限に発揮するには、正しい使い方を習得することが重要です! フロスには、次のような報告があります。
✔ 専門家がフロスを行うと、虫歯リスクが低下!
✔ 子供や思春期の若者が自身で行うフロスには明確な予防効果が認められない
✔ 成人の虫歯予防への影響もエビデンスが不十分
🦷フロスは歯肉炎・歯周病予防に不可欠!🦷
虫歯予防の確実な効果はまだ議論が続いていますが、フロスや歯間ブラシは歯肉炎や歯周病予防、露出した歯根面の虫歯リスクを抑えるのに不可欠です!
「フロスは意味あるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、適切に使うことで歯の健康を守る重要な習慣になります! 正しいフロスの使い方を身につけて、虫歯や歯周病を予防しましょう😊✨
💡 ポイント💡
✅ フロスは歯ぐきを健康に保つ
✅ フロスは歯周病予防に効果的
✅ フロスは歯根面の虫歯予防にも役立つ
【参考書籍】
伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版