Step 0-6 削る?削らない?むし歯治療の判断基準とは|シナジー歯科|つくば市吾妻にあるつくば駅直結の歯科・歯医者

〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2-4-18ディールつくば1階
TEL.029-896-6407
ヘッダー画像

Step 0-6 削る?削らない?むし歯治療の判断基準とは

Step 0-6 削る?削らない?むし歯治療の判断基準とは|シナジー歯科|つくば市吾妻にあるつくば駅直結の歯科・歯医者

削る?削らない?むし歯治療の判断基準とは

 

 近年、むし歯治療の基本は「削らない治療」 にシフトしています。では、どんな場合に「削る治療」が必要になるのでしょうか?
 カリオロジー(むし歯学)の視点から、う蝕治療の考え方を詳しく解説します✨ 
 

🦷むし歯病変が進行するとどうなる?🦷

 むし歯の原因となる細菌叢が変化し、う蝕のプロセスが進行すると、清掃用具や唾液が届かない環境ではむし歯を非活動性にすることができません。このままでは病変が拡大するため削ってコンポジットレジンなどの修復材料を用い、清掃しやすい環境を作る必要があります!

💡つまり、「削る治療」は病変の拡大を防ぐために必要なケースで行うものなのです。 
 
 

🦷削らない治療で対応できる場合とは?🦷

 一方で、活動性のむし歯病変であっても…
清掃用具や唾液が到達し、適切な対応ができれば非活動性へと移行可能です!この場合は、「削る治療」を行わず、むし歯の進行をコントロールする「削らない治療」だけで対応できます。 
 
 

 

🦷削る・削らないの判断基準🦷

 削らない治療の後、再評価を行い、適切な判断を下すことが重要です!

むし歯の進行をコントロールすることが可能かどうかが、削る・削らないの判断基準になります。 

 
 

🦷まとめ:現代のむし歯治療の新常識!🦷

削る治療は「病変の拡大を防ぐため」に必要なケースで実施!
清掃用具が届く環境なら「削らない治療」が可能!
まずは「むし歯の進行をコントロールする」ことが重要!

 「削る」前にまずできることを考える—これが現代のむし歯治療の新常識です😊✨

    
 
 
 
<<前のページへ 次のページへ>>

 
 
 
【参考書籍】 

伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版

TOP