酸蝕症は、むし歯とは違い、細菌が関与しない“酸”によって歯が溶ける疾患です。
しかも、ただ酸っぱい飲み物を飲んだから起こる…という単純なものではありません🧩
飲み物に含まれる「酸の種類」によって、歯が溶けやすさは大きく変わります。
🧪【酸によって“歯の溶けやすさ”はこんなに違う】
飲料に含まれる酸にはいくつか種類があります。 それぞれ性質が異なり、歯への影響も大きく変わります。
🍊 クエン酸(オレンジ・レモン・スポーツ飲料など)
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カルシウムを奪う力(キレート作用)が強い!
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歯の表面を溶かしやすい代表的な酸
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「自然の酸だから安心」というイメージとは裏腹に、酸蝕能はかなり強め💥
🥤 リン酸(コーラなどの炭酸飲料)
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pHが非常に低く、短時間でも酸蝕が進みやすい
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キレート作用は弱いが、酸性度が強いためリスクは高い
🫧炭酸(炭酸水、ビールなど)
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炭酸は酸蝕能が低い。
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ただの炭酸水やビールはpHが4付近にも関わらず、酸蝕は起こさないといわれています。
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ただし、味付き炭酸水はクエン酸が入っていることも多く、リスクがアップ🫧💥
📝まとめ
酸蝕症は、pHの低さだけでなく、酸の種類・濃度・キレート作用などが組み合わさって進行します。
「酸っぱい=危険」ではなく、“どの酸が入っているか” が歯を守るうえでとても大切!
飲み物を選ぶときは、ぜひ酸の種類にも目を向けてみてくださいね🍋🦷✨
【参考書籍】
伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版


