🍬キシリトールって、どうして歯にやさしいの?🦷💭
「キシリトール入りのガムって、むし歯予防になるんでしょ?」
そんな声、よく聞きます👂✨
でも実は…その効果にはちょっとした誤解もあるんです⚠️
🧪キシリトールのはたらきって?
キシリトールは、代用甘味料の中でも特に有名で、ガムや歯みがき粉に広く使われています🍭細菌が代謝しても酸をほとんど作らないため、むし歯になりにくい甘味料として知られています💚さらに、甘さによって唾液がたくさん出ることで、唾液の緩衝能(酸を中和する力)が働き、口の中のpHを回復してくれるんです🪥✨
🔍でも…直接むし歯を防ぐわけではない!
キシリトールは、細菌に直接働きかけて酸産生を止めるわけではありません❌
あくまで「唾液を出す→唾液が酸を中和する」という間接的な効果なんです💧
🍬他の糖アルコールも同じ?
マルチトールやソルビトールなどの糖アルコールも、細菌の代謝でわずかに酸を作ることがありますが、その酸は臨界pH(歯が溶け始める目安)を下回らない程度で、すぐに唾液が中和してくれるため、むし歯にはつながりません🛡️
✅まとめ
• キシリトールは、酸を作らない&唾液を出すことで間接的にむし歯予防になります✨
• でも、細菌に直接働きかけるわけではないので、過信は禁物です⚠️
• 他の糖アルコールも、唾液の力でむし歯リスクを抑えます💧🦷
「キシリトール=万能」ではなく、「唾液の力を引き出すサポート役」として考えると、より正しく使えます😊
歯にやさしい習慣、うまく取り入れていきましょうね🦷💕
【参考書籍】
伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版