むし歯の治療の進め方
「むし歯治療=削って詰める」というイメージを持つ方も多いですが、最近の治療では「削らない治療」が重視されています。
むし歯の進行をコントロールし、必要以上に歯を削らずに健康を守ることがポイントです✨
では、実際の治療の流れを見ていきましょう!
1. 初期診査:まずは原因を把握する
むし歯治療は、歯周病治療と似た流れで進みます。
✅ まずは口腔内の検査や問診を行い、むし歯の原因やリスクを診断します。
✅ むし歯の進行具合や発症時期によって、原因は異なるため、個別に適切な治療を選択します。
2. 削らない治療でう蝕の進行を抑える
むし歯の進行を止めるために、まずは「削らない治療」を行います。
具体的には…
✅ 患者さんにむし歯の原因を説明し、予防に必要な知識を提供します。
✅ 生活習慣を改善するためのサポートを行います。
✅ クリーニングを行います。
この段階をしっかり踏むことで、「削るべきかどうか」の適切な判断が可能になります!
3. 必要なら「削る治療」を実施
2の初期治療を経た後、再診査や再評価を行い、必要な場合は修正療法(削る治療)を実施します。
4. 生涯続くカリエスコントロール
むし歯の治療後は、再発を防ぐためのメインテナンスが不可欠です!
✅ 「カリエスコントロール」は歯がある限り一生続けるべきものです!
✅ 定期的なチェックと予防を続けることで、むし歯の再発リスクを低減します✨
まとめ:現代のむし歯治療の新常識!
✔ 削る前に「むし歯の進行をコントロール」する!
✔ 生活習慣の見直しと予防対策が重要!
✔ 「削る治療」よりも「管理する治療」が今後の主流!
削る前に、まずはコントロールすること—これが現代のむし歯治療の新常識です😊✨
【参考書籍】
伊藤直人 著「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」医歯薬出版